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屋根材見本

住宅の屋根の種類は大きく分けると3つ!

屋根は形状も種類も様々です。住宅に用いられることの多い屋根材をご説明します。
今、お住まいの屋根はどのタイプかを確認しましょう。

瓦系

西洋、東洋問わず、古くから用いられている屋根葺き材で、歴史的にみると粘土を焼いて作られたものがほとんどでした。国内三大粘土瓦産地は三州瓦(愛知県)、石州瓦(島根県)、淡路瓦(兵庫県)です。高度成長期には、粘土瓦以外にセメント瓦も普及してきました。

スレート系

天然の粘板岩を薄く剥いだ【天然スレート】とセメントに繊維素材を混ぜて板状に加工した【化粧スレート】があります。【化粧スレート】はかつて耐性を補うため、石綿を繊維素材として使用しておりましたが、2006年の労働安全衛生法改正以降は石綿(アスベスト)の代替えとしてパルプ繊維とセメントでできています。

金属系

銅やアルミ、ステンレス、鉄、合金被膜鋼板などの素材があります。金属の特性を活かした長尺製品や曲面加工などデザインも豊富です。耐久性も高く大型建造物などにも多く採用されております。近年ではアルミ+亜鉛+シリコンの合金で被膜されたガルバリウム鋼板が主流となっております。

さらに細かく分けていきます。

 

瓦系/粘土瓦

 

粘土を瓦の形状に圧縮成形し、高温焼成して作られる「伝統的な屋根材」です。
瓦は主に陶器(釉薬)瓦といぶし瓦があります。
陶器瓦は成形した粘土に釉薬を塗布し、高温で焼成した瓦を指します。
いぶし瓦は粘土瓦同様、成形した粘土に何も塗布せず高温焼成した後、燻化(いぶす)する事で表層に炭素膜形成し瓦全体が渋い銀色をした瓦です。
伝統的な瓦のデザインの他に、断面がS字のカーブを描いている洋風のS型瓦。
四角形をした洋風式のシンプルな平らなデザインのF型瓦といった形があります。

耐久目安 50~60年

 

瓦系/セメント瓦

 

セメントと砂を主原料とした瓦でコンクリート瓦、厚型スレートとも呼ばれております。
表層を塗料で着色する為、どんな色や形にもする事ができますが、割れやすく重い為、近年の国内ではほとんど製造されておらず、交換の出来ない瓦が多く発生しています。

耐久目安 25年〜30年

 

スレート系/化粧スレート

 

セメントを主原料とし繊維素材を混ぜて薄い板状に加工した屋根葺き材です。
価格も安価でカラーが豊富にあり、軽量で施工性も良い事から国内新築住宅では多く採用されております。
2006年以前に製造された平板スレートには石綿(アスベスト)が含有されている可能性があるので注意しましょう。

耐久目安 15年〜20年

 

スレート系/アスファルトシングル

 

ガラス繊維基材にアスファルトを含浸・コーティングして表層に石粒を圧着した屋根葺き材です。
シート状で扱いやすく、複雑な屋根形状にも施工する事ができ、北米では100年以上前から使用されているポピュラーな商品です。
ただ、風圧に弱く紫外線により基材の油分が抜けると急速な劣化に見舞われるケースがあるため定期的な点検が必要です。

耐久目安 15年〜20年

 

金属系/石粒付鋼板

 

高耐久で加工性の良いジンカリウム鋼板に自然石粒を固着させた基材です。
軽量で色々なデザインがあり、金属なのに塩害によるサビにも強く割れない素材です。
吸水しない素材で熱や雨音に対する性能があり近年普及しております。

耐久目安 30年〜50年

 

金属系/金属(ガルバリウム鋼板)

 

銅やアルミ、ステンレス、鉄、合金皮膜鋼板などを薄く板状にした屋根葺き材です。
横葺きやたて葺き、瓦形状など形状や色も豊富にあり、裏面に断熱材を施しているものもあります。
塗膜技術の向上で耐久性は格段に良くなっています。

耐久目安 30年〜40年

 

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